在りしの日の名城の勇姿

古写真を着色する事で、在りしの日の名城の勇姿を再び

津山城 模擬天守と消火訓練(昭和15年)

津山城 模擬天守と消火訓練(昭和15年

平成25年8月に、美作建国1300年記念行事で、1/2サイズで作成された天守が記憶に新しいですが昭和11年に、姫津線全通記念産業振興大博覧会の目玉として2/3サイズで作成された模擬天守がありました。

 

現地でも年配の方が戦前まで天守があったと言っている場合、こちらの天守を意味します。

昭和20年8月15日に、空襲の際の目印になるとの理由で、解体されました。

津山城 模擬天守(昭和16年)

垂れ幕の文字が、戦争の世情を表しています。

今は模擬天守の代わりに、備中櫓に変わっていますが、今もほぼ同じ風景が見られるので、改めて写真は時代を映す鏡だと思います。