在りしの日の名城の勇姿

古写真を着色する事で、在りしの日の名城の勇姿を再び

2022-01-01から1年間の記事一覧

水戸城 御三階櫓(明治5年)

水戸城 御三階櫓(明治5年) 水戸城 御三階櫓 明和3年(1766)の再建から昭和20年(1945)年8月2日の空襲で炎上するまで残っていたので、古写真は結構残っていますが、最大の特徴である窓が観音開きで 開いているのは、この一枚しか見たことはないのですが、明治…

名古屋城 金鯱(雌側) ウィーン万博(明治6年)

名古屋城 金鯱(雌側) ウィーン万博(明治6年) 名古屋城と言えば、やはり金鯱が有名ですが、オーストリア・ハンガリー帝国時代の ウイーンに日本が初めて本格的に参加した万国博覧会の目玉として展示されていました ウイーン万博に出展された金の鯱 今は、名…

水戸城 御三階櫓(昭和初期)

水戸城 御三階櫓 空襲(昭和20年8月2日)で焼失したのですが、御三家の城郭中できわめてシンプルなのが 特徴ですね。 水戸城自体は、佐竹氏から水戸徳川家の居城へと変わったのですが、手をいれる必要がないぐらい完成度が高いのと、基本 水戸徳川家は江戸定府…

佐倉城 大手門(明治5年)

佐倉城 大手門(明治5年) 老中の城と別名がつく、江戸城を守る役目も持った徳川幕府にとって重要な城です それだけに、最近復元された水戸城と同様に、写っている人物と比較しても 大手門の巨大さがよくわかります。 佐倉城 大手門(明治5年) 写っているのは、…

佐倉藩 江戸藩邸 向島屋敷(明治5年)

佐倉藩 江戸藩邸 向島屋敷(明治5年) 墨田区にあった、佐倉藩江戸藩邸ですが、今は残念ながら残っていません。 ただ藩邸の庭園では、比較的早く一般開放していたため、複数の写真が残っています。 佐倉藩 向島屋敷 写真に写っている人々は、堀田家の人達かと…

福山城 御湯殿 天守と葦陽館(明治35年頃)

福山城 御湯殿 天守と葦陽館(明治35年頃) 福山城も築城400年で、天守北面に鉄板を張るなど、在りし日の姿に近づいてきましたね。 明治25年に山陽鉄道の福山停留所開通により、三の丸が分断された後、堀など埋め立てや開発により、本丸と二の丸の一部を除きか…

小田原城 二の丸 銅門(明治4年)

小田原城 二の丸 銅門(明治4年) 箱根を抑える要所であり、神奈川(横浜)港から、外国人も箱根とセットで訪れることが多く、古写真が結構残っている城でもあります。 地震による影響で、維持が厳しく廃城令が出る前にかなり放置されている事が伺います 小田原…

小田原城 復興天守と新幹線0系(昭和39年10月1日)

小田原城 復興天守と東海道新幹線0系(昭和39年10月1日) 東海道新幹線の車窓から見える城として、江戸城、小田原城、掛川城、清州城、彦根城などがあり、掛川城と清州城を除いては、一瞬しか見えませんが、それだけに見えるとちょっとうれしかったりします。…

弁天岬台場 函館山より遠景(明治20年)

弁天岬台場 函館山より遠景(明治20年) 新選組終焉の地で、五稜郭を守る最後の砦でしたが、新政府軍に函館山から襲撃され陥落しましたが、土方歳三が救援に向かう最中に戦死するなど、激戦地でした。 弁天岬台場 今は、一部に石垣が残るのみですが、戦艦 開陽…