在りしの日の名城の勇姿

古写真を着色する事で、在りしの日の名城の勇姿を再び

甲府城(明治39年)模擬天守 夜間電飾

甲府城 (多分2代目天守

中央本線 甲府駅まで開通を記念して開かれた、「1府9県連合共進会」で

作成された模擬天守ですが、同時に甲府城を分断する形で開通したので、

微妙な感じはありますが・・・

 

模擬天守は、共進会開催時はまだ工事中で、外壁に木材がむき出しになって

いますが、天守のライトアップ自体はされていたみたいです。

完成自体は、明治39年10月9日ですが、大正中期には存在していないようなので

仮設で作成されたのかもしれませんね。

甲府城 模擬天守(明治39年)

入り口が凱旋門なので和洋折衷な感じです。

復元計画が、福岡城同様に話はあるようですが、図面等の資料が一切がないので現実は難しいでしょうね。

ただ天守台から、金箔瓦が発見されているのと豊臣政権期に徳川包囲網の主城の一角から、浅野期には天守はあったと考えるのが妥当と思います。

 

今は昔ですね