在りしの日の名城の勇姿

古写真を着色する事で、在りしの日の名城の勇姿を再び

2019-01-01から1年間の記事一覧

松本城 明治23年 大きく傾いた様に見える天守

松本城 明治23年 大きく傾いた様に見える天守 廃城令の後、朽ちていく城郭の代表写真によくされる松本城の天守ですが、 最近になってやっとレンズによる膨張説あり等が、記載される様になりました。 大きく傾いた様に見える天守ですが、犬走と天守の屋根の傾…

高島城  明治4年

高島城 天守が寒さ対策で瓦を使わず、杮葺き何が特徴です。 明治だと諏訪湖の浮城と言われた感じが残ってますね。 今では完全に市街地に飲み込まれで天守の裏が駐車場になってますが、雪が降った時は いい感じで浮城の面影が忍ばれます。

松本城 天守と空堀 明治初期

松本城 国宝5天守で、一番古い松本城ですが、恐らく明治6年あたりの写真かと・・ 廃城令により解体するのに便利な様に堀の水を抜いて、石垣の石を外したり、建物を 解体されています。 天守と月見櫓が写っている方面からの撮影と思うのですが、縄張図に該…

高知城 二の丸御殿(明治初期)

高知城 現存12天守であり、現存4御殿もあり、本丸はほぼ完全に残っている貴重な城です。 ただ大手門を除くと、ちょっと寂しい状態で、今は広場になっている二の丸には かつて二の丸御殿がありました。 大きな特徴は、火事にそなえて屋根の上に天水桶が設…

若狭野陣屋 (大石内蔵助と浅野内匠頭ゆかりの陣屋)

若狭野陣屋 兵庫県相生市若狭野町にある陣屋で国道2号線から100mぐらい北に行った 所にあります。 現存するのは、珍しい札座と、相生市街地にある西法寺に陣屋門が残っています。 札座とは、藩札を発行していたのと、今は存在しませんが銅座もあったそうで…

水上小出陣屋門(昭和50年)

水上小出陣屋門 出石藩の分家として兵庫県豊岡市日高町水上に設立されたのですが、小出氏本家が改易になった後も存在していたので、赤穂藩浅野家の分家で幕末まで残った若狭野陣屋同様、貴重な存在でしたが昭和の終わりごろに老朽化で自然崩壊し、今は昔です…

伊賀上野城 二の丸御殿(明治5年と44年)

伊賀上野城 県は三重県ですが、伊賀の国自体は、近鉄で大阪へ通勤圏内のため関西圏に 組み込まれているのが実態です。 なぜ三重県に統合されたかは、藩祖の堂高虎の時代に、大坂夏の陣での功績で 領土になった名残でしょうね。 国主格として伊勢と伊賀をもっ…

伊勢亀山城 御三階櫓(明治2年)

伊勢亀山城 御三階櫓 かつては、5重の天守が建っていましたが、幕府の命で丹波亀山城とわざと間違えて 取り壊された後に、別の場所に天守の代わりに建てられた経緯があります。 天守台には三重県唯一の現存多門櫓が残っています。 昭和30年頃は、こんな姿…