大坂城 本丸 糒櫓(蔵方預櫓) 慶応2年
大坂城は、幕末時には実質 将軍が本拠地にしていた事もあり、他の城と違い
保全用の絵図代わりに写真を採用しているため、渡櫓だけ撮影した写真など
あり、幕末期の徳川大坂城の全容が写真で詳細に分かる城だけに、いつの日か
復元される事があればと思ってしまう城です。
大坂城は天守が落雷で炎上しましたが、本丸だけで三重櫓が11も存在し、先の戦争で
二の丸伏見櫓を入れて12も実質上の天守が存在する正に要塞ですね。
ただ鳥羽伏見の戦い後、徳川慶喜が兵を残して開陽丸で江戸城に密かに帰ってしまった
ため、残存兵により放火のため、ほとんど炎上したため、今は昔ですね。