在りしの日の名城の勇姿

古写真を着色する事で、在りしの日の名城の勇姿を再び

姫路城 羽柴秀吉期の移築門

姫路城には以前2つの移築門がありましたが、姫路市内の八王子神社にあった門は
数年前に、老朽化していたとはいえ、調査もせず破棄された事は非常に残念です。
 
姫路市指定の文化財だっただけに、維持できないなら寄付をするなど考慮して
欲しかったですね。
現在、池田輝政が築城した姫路城で移築され現存するものはなくなってしまいました。
 (神戸市に移築された櫓は戦災で焼失)
 
しかし、秀吉が築城した姫路城の城門を、池田輝政が寄進したため、明石市大久保町にある解脱山光触寺の山門として現在も、残っています。
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城門は安土桃山期の様式を色濃く伺うことができます。
JR神戸線大久保駅から北へ10分ほど歩いたところにありますが、ひっそりと
横道に入ったところにあるので、落ち着いた雰囲気で堪能できます。